その他では、大株主の1つである香港の投資ファンドから社長解任等の要求を突き付けられた東京ドーム(9681)が、構造改革期待から一時+4%高の大幅上昇となりましたが、終値は+1%超高に止まるなど目立った値動きにはならなかったことが目を引きました。
日経平均株価の下落に寄与した下位3銘柄
- ソフトバンクグループ(9984)
- ファーストリテイリング(9983)
- オリンパス(7733)
百貨店株が一斉に売られ、高島屋(8233)、J. フロント リテイリング(3086)、三越伊勢丹ホールディングス(3099)がいずれも一時▲5%安に迫る急落となり、終値も大幅安となりました。
また、前日に再び年初来高値を更新した東宝(9602)が大幅反落となり、松竹(9601)も大幅下落となっています。
その他では、JR株も一斉に売られ、東日本旅客鉄道(9020)は▲5%安に迫る急落で年初来安値を更新しました。
なお、先週から売りが続いている精密機器株も値を下げ、キヤノン(7751)とコニカミノルタ(4902)は5日連続で年初来安値更新となり、ニコン(7731)も再び約26年ぶりの安値を付けて引けました。
葛西 裕一