ここまで徹底できる人は少ないかもしれませんが、きちんと家事や育児を分担することはとても大事なこと。結婚してもキャリアを失わずに済む結婚をしたいものです。
友人との付き合いを維持することは大事
「友人付き合いのスタンスは、結婚後も変えるべきでないと思う」と話すのは、人材系企業勤務の40代、Bさんです。現在小学生の娘さんとメーカー勤務の旦那さんと暮らしていますが、休日も結婚前とほとんど変わりなく遊びに行くと言います。
「もともと、しょっちゅう遊ぶような生活はしていなくて、月1〜2回友達と会うだけ。夫も同じで、毎週出かけるような趣味がないから、土曜日は月1、2回ずつお互いが娘と2人で過ごす日、もう一方は友達と遊んだり趣味を楽しんだりする日にしている。そして、日曜日は基本的に家族で過ごす。今のところ、そのサイクルでうまくいっている」とのこと。
このサイクルだと自分のリフレッシュもできるし、娘さんが父親と2人で過ごす時間も取れているので家族のコミュニケーションも十分だそうです。
「結婚するとどうしても友達と疎遠になりがちだけれど、うちは夫も子どもと過ごす時間を大事にしていたし、私の負担を減らすために完全ミルクにも賛成してくれた。完全ミルクになってから小学生になる今まで、最低でも月1回くらいは自由にさせてもらっているかな。友達と会う以外にも、たまに一人でお金のセミナーに出かけたり、講演会やコンサートに出かけたりしている」と言います。
「ほかのママたちは夫や義両親の理解が得られず、『母親なのに子どもを置いてよく出かけるな』と嫌味を言われたり、休日に夫が一人で子どもの面倒を見るのを拒否されたりしているらしい。結婚前からそういうのを見越して、子煩悩になりそうな夫を見つけておいてよかったと思う」と笑いながら話してくれました。