日本人の主食はお米ですが、1962年以降、1人あたりのお米の年間消費量は減少しているといいます。リビングくらしのHOW研究所が実施したお米についてのアンケートでも、夕食にほぼ毎日お米を食べるという人は51.8%だったそうです。

筆者も「お米=ごはん」は好きですが、麺類やパンも好きなので、以前は夕食でごはんを食べる頻度は週に3~4回程度だったと思います。

しかし、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策のための自粛期間中に、家でもおいしいごはんが食べたいと「みすずのごはん鍋」を購入したところ、あまりのおいしさに夕食のごはん率が大幅にアップしました。ごはんがおいしすぎて、ちょっと塩を振るだけでもモリモリ食べられるので、おかずの消費量が減って食費が下がったほどです。

今回は筆者が感動したみすずのごはん鍋の特徴や、おいしいごはんを炊くためのポイントをご紹介します。

みすずのごはん鍋って?

みすずのごはん鍋は、昭和40年創業の萬古焼(ばんこやき)の老舗メーカー、三鈴陶器株式会社が開発したごはん炊き用の土鍋です。

写真:筆者提供(以下同)

丸いフォルムのかわいらしい土鍋なのですが、ただのデザインではなく、対流を起こしてあらゆる方向からお米を加熱し、かまどで炊いたごはんのようなふっくら感を出すためにこの形になっているそうです。

1合炊き・3合炊き・5合炊き・7合炊きの全4種類あるので、1人暮らしの方でも大家族でも、さまざまな家族構成に対応できます。2,750円~5,500円と、お手軽な価格なのも嬉しいポイントです。