「貯金がない」は建前ではない?
株式会社大和ネクスト銀行が2020年9月におこなった「貯蓄と投資に関する調査2020(全国の20歳~69歳の男女1000人が対象)」によりますと「預貯金(外貨預金、タンス預金を含む)をどれくらい持っているか」を、質問したところ「1000万円以上」と答えたのは全体の14.5%、反対に「0円」と回答した人は13.7%という結果になりました。
「預貯金がない(預貯金0円)」人の割合を性年代別に見てみると、最も高かったのが40代男性の20.0%、最も低かったのが60代女性の8.0%という結果に。仕事や趣味の付き合いも多く、働きざかりで「使ったらまた稼げばいいと思い入ってきただけ使ってしまった」ためお金が貯められない40代男性、定年退職を前に「今後のために少しでも貯めておきたい」と考えることで堅実に貯蓄をしている60代女性の姿がなんとなく目に浮かびます。
調査によると、「預貯金は0円~200万円未満」と回答した人は全体の53.8%にのぼることが判明。月末に繰り広げられる「俺、金ないよ~」といったお決まりのやり取りも、どうやらまんざら建前というわけではないようです。