東証マザーズ株価指数は5日続伸、売買代金は119日連続で1,000億円超え

東証マザーズの出来高は1億308万株、売買代金は2,993億円となり、いずれも前日より減少しました。

減ったとはいえ、依然として個人投資家の投資意欲は堅調であり、売買代金は119日連続で1,000億円を超え、7日連続で2,000億円を上回っています。

また、主力株が買われたこと等から、株価指数も5日続伸で引け、約2年10カ月ぶりの高値水準で引けました。

ファーストリテイリングが年初来高値更新、三菱地所など不動産株が軒並み大幅安

日経平均株価の上昇に寄与した上位3銘柄

  • ファーストリテイリング(9983)
  • ダイキン工業(6367)
  • エムスリー(2413)

「ユニクロ」の既存店売上が好調なファーストリテイリングが大幅高で年初来高値を更新し、再び上場来高値(70,230円)に迫ってきました。

また、同じ小売り株では、前日の決算発表で今期業績(決算期変更で2021年8月期)が大幅な最終黒字になる見通しを公表した良品計画(7453)が一時+15%高に迫る爆騰となり、終値も+10%超高のまま引けています。

なお、前日に「緊急避妊薬」の簡易購入見通しで急騰したあすか製薬(4514)と富士製薬工業(4554)は、いずれも小幅続伸となりました。