株式市場の振り返り-日経平均株価は小反落、実質的には模様眺めムードが強まる薄商い

2020年10月9日(金)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 23,619円(▲27円、▲0.1%) 小反落
  • TOPIX 1,647.3(▲8.0、▲0.5%) 5日ぶり反落
  • 東証マザーズ株価指数 1,334.8(+15.0、+1.1%) 5日続伸

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:690、値下がり銘柄数:1,405、変わらず:84
  • 値上がり業種数:5、値下がり業種数:28
  • 年初来高値更新銘柄数:73、年初来安値更新銘柄数:2

東証1部の出来高は10億1,362万株、売買代金は2兆1,225億円(概算)となり、いずれも前日から横ばいでした。

ただ、先物オプション10月限のミニSQ算出に伴う嵩上げが一定程度あったことを勘案すると、実質的には模様眺めムードが一層強まったと言えましょう。

そのような中、日経平均株価は方向感に乏しい値動きとなりました。朝方は買われたものの、その後は利益確定売りに押される形の小反落で引けています。取引時間中の高値は23,725円(+78円)、安値は23,552円(▲95円)となり、値幅(高値と安値の差)は約173円となりました。

なお、TOPIXも同じような値動きで5日ぶりの反落となり、下落率も日経平均株価より大きくなっています。