今だけではなく先々を見据えた行動が大切

節約は小さなところからはじめられますが、小さい金額だけにとらわれず、目標金額を掲げるなど計画性をもって取り組むことが大切です。無理をして食費を切り詰めても、その生活を続けていくことは難しいもの。生活と支出バランスをしっかり見極めて、必要な対策を練ってみましょう。そうすれば貯蓄1,000万円も決して届かない額ではなくなるかもしれませんよ。

【ご参考】貯蓄とは
総務省の「家計調査報告」[貯蓄・負債編]によると、貯蓄とは、ゆうちょ銀行、郵便貯金・簡易生命保険管理機構(旧郵政公社)、銀行及びその他の金融機関(普通銀行等)への預貯金、生命保険及び積立型損害保険の掛金(加入してからの掛金の払込総額)並びに株式、債券、投資信託、金銭信託などの有価証券(株式及び投資信託については調査時点の時価、債券及び貸付信託・金銭信託については額面)といった金融機関への貯蓄と、社内預金、勤め先の共済組合などの金融機関外への貯蓄の合計をいいます。


【参照】金融広報委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和元年)

古谷 梨子