お金を貯めたい人が押さえるべき4つのポイント

貯蓄1,000万円を目指すなら、なんとなく節約をするだけではなく、しっかりとした資金計画をたてて取り組むのがおすすめ。お金を貯めたい人が押さえるべき4つのポイントをご紹介します。

1:収支の把握
何にいくら使っているのか分からないという人は、まず毎月の収入をどんな割合で使っているかをきちんと把握するところからはじめましょう。可視化することで節約できる部分が分かりやすくなったり、衝動買いを防ぐきっかけになったりするかもしれません。家計簿アプリなど使いやすいツールで始めてみるといいですよ。

2:先取り貯金
しっかりと毎月貯金をしていきたいなら、先取り貯蓄を利用するのがおすすめ。口座に入れているだけだとつい使ってしまうという人は、積立定期預金や学資保険のような貯蓄型保険を利用するというのも手です。

3:収入源を増やす
お金を貯めるための基本は収入を支出よりも多くすることです。節約しても貯金にまわす余裕がない場合、副業など複数の収入源を持つことで世帯年収を増やすことを視野にいれるといいでしょう。クラウドソーシングで業務を請け負う、フリマアプリを活用する、各種ポイントを集めるといったことも収入源の1つと考えて、さまざまな方法を探してみましょう。

4:控除・税制対策
各種控除や節税対策を組み込むことで、より効果的な節約につなげることができます。「個人型確定拠出年金(iDeCo)」は、60歳まで引き出せないものの積み立てた金額は所得控除の対象となり、さらに運用で出た利益も非課税になるため、老後資金の積み立てにぴったりの制度です。投資で資金運用を考えている方は、「つみたてNISA」がおすすめ。少額からはじめられて年間40万円までの売買利益が非課税で運用できます。

また、医療費控除や生命保険控除などをきちんと申請することで、納める税金が少なくなります。医療費を年間10万円以上払った場合は忘れずに申請するようにしましょう。