日本は中古車、アメリカは高級車の需要増

車に関しては、どの国でも新車販売台数は減っています。しかし、日本では中古車の需要が増えているということです。

日本自動車販売協会連合会によると、2020年8月の中古車登録台数は前年同月比4.5%増の30万3,147台となっており、3カ月連続で増加傾向にあります(※4)

少し前まではシェアエコノミーで、車を所有する人が減ったともいわれていましたが、コロナパンデミックを機に他人と共有することによる衛生面を不安視する人も増えているようです。

一方、アメリカでは、同様に販売台数自体は減少していますが、値段の高い新車が売れているとうことが分かりました。

調査会社のJ.D. Powerによれば、2020年8月の一台当たりの平均販売価格は3万5,420ドル(約370万円)で、ピックアップトラックやSUVなどの大きめな車が人気を集めているということです(※5)