ステップ2.0:アセットアロケーションを決定
投資額を決めたら、投資対象を決めます。
金融商品はいろいろありますが、主に安全資産とリスク資産に分類できます。
安全資産とは損失のでるリスクが低い資産で、預貯金や日本国債などです。
ただし、リスクが低い代わりにリターンも低くなります。
一方のリスク資産とは、リスクがある代わりにリターンも期待できる商品で、株式や外国債券などがあります。
投資信託は組み入れている商品によって、安全資産にもなれば、リスク資産にもなります。
日本株式や外国債券などの資産に資金配分することを「アセットアロケーション」といいます。
アセットアロケーションの基本は、国内債券、外国債券、日本株式、外国株式の4つにバランスよく配分することです。
公的年金を運用しているGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)は、国内債券、外国債券、日本株式、外国株式などに分散して投資しています。
GPIFの2001年度から2020年度第一四半期までの約20年間の収益率は、年率+2.97% です。アセットアロケーションを決める際は、GPIFのアセットアロケーションを参考にし、リターンを高めたいときは株式の比率を高め、リスクを抑えたいときは債券の比率を高めるようにします。
ステップ3.0:具体的な金融商品を購入する
アセットアロケーションを決めたら、株式や投資信託などの具体的な銘柄や数量を決め、証券会社などの金融機関で購入します。