給料が安定して上がり続ける時代が終わる一方、税金や社会保険料などの負担は増すばかりです。
しかし、低金利が続いているため、貯金していても残念ながらお金はほとんど増えません。
これからは貯金だけでなく資産運用の力を借りて、資産を増やしていくことが必要な時代になっているのです。
貯金だけではお金が増えない
2019年の「老後資金2,000万円問題」で資産運用に関心のある人が増えています。
しかし、わが国の家計の金融資産は、ほとんどが金利のつかない預貯金です。
2018年3月時点 での日本の現預金比率は5割程度なのに対し、米国は1割程度。
一方、株式や投資信託などのリスク資産の割合は、米国が5割弱なのに対して日本は1割強にすぎません。
1998年からの20年で見ると 、米国の家計の金融資産は2.7倍に伸びていますが、日本は1.4倍にとどまっています。
これは、運用リターンの違いが主な原因と考えられます。
金融資産を増やしていくためには、株式や投資信託などで資産運用をおこなう必要があるのです。
では、資産運用をどのようにおこなっていけばいいのでしょうか。