また、今後の収益悪化が懸念されるソフトバンク(9434)も、10月1日から日経平均株価に新規採用されたことで堅調に推移しています。
さらに、小売り株では業績上振れ期待の大きい西松屋チェーン(7545)が一時+9%弱へ急騰しました。
その他では、前日に米国の投資ファンドからの資金支援を正式発表したレオパレス21(8848)が、一時+27%超高へ連日の大爆騰となったものの、顧客離れは止まらないのでは?という見方により上げ幅を縮小、終値は+8%弱高に止まったのが目を引きました。
日経平均株価の下落に寄与した下位3銘柄
- 第一三共(4568)
- ダイキン工業(6367)
- 中外製薬(4519)
前代未聞の終日取引停止を受け、日本取引所グループ(8697)が一時▲3%安、取引システムと関連機器を納入した富士通(6702)が一時▲4%弱安へ値を下げましたが、今回の下落は限定的でした。
また、前日に傘下ゆうちょ銀行(7182)の株価下落で約▲3兆400億円という稀に見る巨額評価損計上を発表した日本郵政グループ(6178)が一時年初来安値を更新しましたが、終値は上昇しています。
その他では、AOKIホールディングス(8214)が在宅勤務の広がりによる冬物の売上不振懸念で年初来安値を更新し、同様に青山商事(8219)は上場来安値更新となったことが目を引きました。
葛西 裕一