まとめ
高齢者が安全に自宅で過ごすためには、住環境を見直す必要があります。住宅改修工事の検討を、その選択肢のひとつに加えてみてはいかがでしょうか。
住宅改修工事には細かい手続きが必要です。また、工事をした後では介護保険の「住宅改修制度」を活用できないので、工事を始める前に手続きをとるようにしましょう。
ただし、手続きは専門家にほとんどお任せして大丈夫です。住宅改修工事をしてみたいと考えている人は、担当のケアマネジャーや行政に相談してみてはいかがでしょうか。どのような工事をすればよいのかわからないという場合も、専門家の視点から相談にのってくれるので安心ですよ。
【参考】
「平成30年住宅・土地統計調査」総務省
「居宅介護住宅改修費及び介護予防住宅改修費の支給について」厚生労働省
東野 美子