介護保険の活用で負担を軽く

自宅のバリアフリー化には多額のお金がかかると考えがちですが、実は介護保険を使えばお得にバリアフリー工事ができます。

介護保険の住宅改修制度を活用すれば、20万円までの工事費用の7~9割が支給されます。7~9割というのは介護保険の負担割合によって決まり、たとえば負担割合が1割の人は9割支給されるということです。

例をあげて解説していきましょう。

負担割合が1割の人が、20万円のバリアフリー工事をしたとします。その場合、9割が支給されるので自分で負担するのは2万円のみでよいということです。

もしも30万円の工事をした場合は、20万円からはみ出た10万円は満額払い、20万円までは1割負担となるので、自分で負担するのは10万円+2万円=12万円ということになります。