鬼滅グッズをめぐり園児同士がケンカ!?

今回、集英社が行うキャンペーンの対象年齢は10代から40代ですが、小学生や園児の間でも鬼滅の刃の浸透ぶりは目を見張るものがあります。

漫画の内容は小学生や幼児向けとは言えないものの、小学生でも鬼滅の刃のグッズを持っていたり、絵が上手な子は登場人物のイラストを描いて人気者になるなど、学校生活での存在感が増しているようです。

筆者の子どもたちが通う小学校でも、6月の学校再開直後のクラスメイトの話題は鬼滅の刃一色だったといいます。そのため、漫画を読んでいない子も、あらすじや登場人物の名前を知らず知らずに覚えるようになったそうです。

末っ子が通う幼稚園でも、似たような現象が起きています。お母さんや兄姉の影響を受けた園児たち同士で鬼滅の刃のキャラクターについて会話をしているとか。

中には、ユニクロ「UT」と鬼滅の刃とのコラボTシャツを欲しがる子どものため、発売日の行列に並んだというママもいました。特に女の子は持っているグッズを自慢し合って、一時はケンカの種にもなっていたようです。

現在は先生の誘導もあり、鬼滅の刃好き同士で仲良く盛り上がっていると末っ子がコッソリ教えてくれました。

雑貨との相性が抜群に良いのも追い風に?

こうして子どもたちの話を聞いているうちに、「漫画は読んでいないけどグッズを持っている」という小学生が結構いることに気がつきました。