教育費を準備する方法は?

小さい頃はつい財布のひもも緩みがちですが、子どもの成長はあっという間。中学高校の進学先によってはさらに必要となる資金が増える見込みですので、早いうちから備えていきましょう。

(1)「固定費」の見直し

貯金に回す資金としては、保険料や通信費などの「固定費」を削減する方法がおすすめです。保険の契約やスマホの料金、インターネットプロバイダ料金などを見直してみましょう。「生命保険は削れない」のであれば、毎年更新する自動車の任意保険や医療保険など、契約内容を検討してみてはいかがでしょうか。毎月の節約は難しくても、削減できる部分があればその分だけ貯蓄に回せるようになります。

(2)学資保険

教育資金を貯める方法として学資保険は根強い人気があります。保険料を払うという方法で、半ば強制的に貯めることができます。ただし中途解約すると解約返戻金が払込済の保険料を下回ることがあるため、無理のない範囲に設定することがポイントです。

子どもが小さいうちに契約して満期までの期間が長ければ毎月の保険料を抑えることができます。教育資金を学資保険だけで設計すると保険料も高額になりますので、契約額は抑えつつ、並行して貯金を継続しましょう。