前期(2020年3月期)のQ1は減収減益となっていたマルタイですが、2021年3月期Q1は増収そして大幅な増益を果たしています。前期は1億円を割れていた経常利益は約6倍の4.0億円まで急増しました。

また通期予想(2021年3月期)は現状、売上高87億円(対前年同期比+1.6%増)、経常利益5.8億円(同▲3.7%減)、当期純利益3.8億円(同▲7.3%減)という減益の予想が開示されています。

しかし、Q1の状態から利益ベースでは第2四半期で達成が見込まれる予想数字であり、上方修正の可能性が高いといえるでしょう。

マルタイは新工場を立ち上げへ、棒ラーメンは全国区になるか?

このように、マルタイの業績は飛躍的な成長を見せています。またマルタイは新工場の立ち上げなど生産体制の見直しも行うことで、今後の成長に向けた体制整備も進めています。

テレワーク下の昼食という”特需”のみならず、キャンプ飯としても知られるようになった棒ラーメンのマルタイは、今後企業として一段上の成長を見せる可能性があります。絶好調だった2021年3月期Q1に続き、Q2以降の決算の行方も注目されます。

【参考資料】
株式会社マルタイ 2021年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
マルタイ、佐賀・石志工業団地に新工場」(設備投資ジャーナル、2020年8月11日)

石井 僚一