老後の生活費、単身者の場合

未婚率が高くなり、自由な生活スタイルを選びやすくなったことで、結婚にこだわらない方も多くなっています。

単身者の場合はどの程度、必要なのでしょうか。

今度は老後の生活費として、高齢者単身者世帯も確認してみましょう。

高齢単身無職世帯(60歳以上の単身無職世帯)の生活費

  • 収入:112,649円
  • 支出:139,739円

支出内訳

  • 食費:35,883円
  • 住居費:12,916円
  • 水道光熱費:13,055円
  • 家具、家事用品費:5,681円
  • 被服費:3,659円
  • 保険医療費:8,445円
  • 交通、通信費:13,117円
  • 教育、娯楽費:16,594円
  • その他(仕送り、交際費、その他雑費など):30,389円
  • 税金、社会保険料など非消費支出:12,061円

毎月27,090円の赤字が発生していることが分かります。

単身者の場合も収入のほとんどが年金収入となっていますから、それ以外のお給料や貯蓄から赤字分を捻出しなければなりません。

では仮に老後が30年とした場合、どの程度の赤字が発生するかを計算してみます。

赤字27,090円×12ヶ月×30年=9,752,400円

約1000万円は自助努力での準備が必要ということです。