さいごに
コロナ禍ではあっても「3月から4月にかけて株を購入していれば利益が出たのに……」と思った人は多いのではないでしょうか。実際アメリカでは、ITバブルやリーマンショックで儲けた人に続けと、コロナショックでも株を買う人が相場を押し上げました。投資では、こうした経験を蓄積するのは大切なことです。
また現在、計算上の損失があるけれども、買い増しか売却か判断できない人は、この機会に投資のマイルールを構築しておきましょう。投資の判断をその時の感覚・感情で行わず「投資資産のうち、日本の株式市場で運用するのは○割まで」などと決めるのです。そのルールを守っていくことで判断に悩むことが少なくなりそうです。ぜひ参考にしてみてください。
【参考】
「2020年リーマンショックとコロナショックに関する調査」JSKパートナーズ株式会社
「日経平均株価」Yahoo!ファイナンス
LIMO編集部
執筆者
LIMO編集部は、経済や金融、資産運用等をテーマとし、金融機関勤務経験者の編集者が中心となり、情報発信を行っています。またメディア経験者の編集者がキャリア、トラベル、SDGs、ショッピング、SNSなどについて話題となっているニュースの背景を解説しています。当編集部はファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社・メガバンク・信託銀行にて資産運用アドバイザー、調査会社アナリスト、ファッション誌編集長、地方自治体職員等の経験者で構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ49年(589か月)で、メンバーが勤務していた金融機関は、野村證券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、日興証券、三菱UFJ銀行、三井住友信託銀行、日本生命、フィデリティ投信などがある。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、FP2級、AFP等の資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。株式会社モニクルリサーチが運営(最新更新日:2024年9月30日)。