「買い増し」それとも「売却」?

2020年9月現在、日経平均は2万3000円台まで回復してはいます。とはいえ、個別の株やファンドの価格が全て戻ってきているわけではありません。なかには許容できる損失を超えてしまったため、運用を終了して資産を投資家に返却したファンドもあります。

買い増すか、売却するかは悩ましいところです。それぞれにメリットとデメリットがあり、相場が下がっている時の買い増しは平均購入コストを下げますが、最終的に相場が上がらないとリスクを増やすだけになります。売却した資産で他の商品を購入すれば、投資先を分散できます。しかし損失が出ている時に売却するのは、投資資産が少なくなることを意味するでしょう。

今後の投資を戦略的に考える前に、まずは自分の足元を確かめてみるのもおすすめです。コロナ禍が想像よりも長引いている、収入が減り、今までのように資産運用を継続できない、というようなケースもあるでしょう。資産運用は余裕資金で行うものですので、日々の生活費から充当すべきではありません。そういった場合、まず投資の規模を縮小できないか検討しましょう。