みんなは何に使ってる?
次に、少々古めのデータとなりますが、2015年の「子どものくらしとお金に関する調査」のアンケート結果もみてみましょう。金額以外の視点から、子どもたちのおこづかい事情をみることができます。
「おこづかい、何に使う?」
おこづかいの使い方は、小学生低~中学年ではお菓子やジュース、ゲームソフトやおもちゃ類が上位に挙がっています。小学生高学年になると、まんがや本・雑誌などが上位に続きます。中・高校生になると、友達との外食代や休日の交通費など、交友関係におこづかいを使うことが増えている印象です。
「おこづかいをもらえる“条件”ってある?」
また、おこづかいをもらう条件についてよく耳にするのは「成績が良かったらおこづかいをもらえる」という話。「子どものくらしとお金に関する調査」(第3回)では、中・高校生のおこづかいをもらう前提条件についても調査しています。
その結果「おこづかいをもらうのに何の前提条件もない」割合は中学生で74.2%、高校生約82.7%で、ほとんどが条件なくおこづかいをもらっていることがわかりました。
小・中・高校生はやはり学業がメイン。お金に触れる機会が少ないからこそ、金銭感覚を上手に育てていきたいですよね。