老後の貯蓄1000万円の落とし穴

前項で振り返った老後費用ですが、持ち家の方でも介護費用を含めて備えようと思えば、3000万円~4000万円程ですし、賃貸の方であれば3000万円~5600万円程となります。

仮に退職金が入ったとしても、現役時の生活水準をキープしたいと考えると貯蓄1000万円ではすこし足りないということが分かります。

50代のお金の増やし方とは

冒頭で貯蓄の中身をご紹介しましたが、日本人は預金や保険が好きといわれるように貯蓄のほとんどは預金と生命保険でした。

ただ老後目前となる50代の方は、貯蓄とは別に効率的にお金を増やしたいとお考えの方も少なくないでしょう。

ぜひ投資信託や株式を使った資産運用にも取り組んでいただくことをおすすめします。
投資信託であれば国の制度であるつみたてNISAを使うと良いでしょう。

50代から始めても最大で20年つみたて投資が出来ますので、老後も資産運用を続けることが出来ます。
この老後も資産運用をやめずに続けることが50代の方にとってのポイントとなります。