東証マザーズ株価指数は4日ぶり反発、売買代金は99日連続で1,000億円超え
東証マザーズの出来高は8,959万株、売買代金は1,780億円となり、いずれも前日より減少しました。売買代金は99日連続で1,000億円を超えたものの、18日ぶりに2,000億円を下回る等、個人投資家の物色意欲が小休止した感があります。
ただ、株価指数は買戻しなどにより4日ぶりの反発となりました。ここから1,200ポイント回復を目指すのか注目されましょう。
菅発言“不妊治療に保険適用”で富士製薬工業が大爆騰、任天堂は利食い売りで一時急落
日経平均株価の上昇に寄与した上位3銘柄
- ファーストリテイリング(9983)
- リクルートホールディングス(6098)
- 信越化学工業(4063)
取引時間中に自民党総裁選の候補者による演説会が開催されましたが、菅官房長官が不妊治療への保険適用を実現させると言明したことで、不妊治療薬を扱う医薬品株が軒並み急騰。
富士製薬工業(4554)が一時+27%弱高へ大爆騰し(終値も+25%弱高)、あすか製薬(4514)も一時+19%弱高の爆騰で年初来高値を更新しました。
まだ総理大臣になったわけではありませんが、菅官房長官の発言による株価変動は安倍首相をはるかに上回っています。