「丸亀製麺」運営のトリドールHD、売上高は回復基調もプラス成長に届かず(2020年8月)

注目小売店月次実績シリーズ

シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回はセルフ式うどん店「丸亀製麺」他を運営するトリドールHD(3397)の、2020年8月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。

直近の月次実績

2020年9月3日に更新されたトリドールHDの2020年8月既存店売上高は、対前年同月比88.4%。内訳は客数85.3%、客単価103.7%であり、客数のマイナスを客単価のプラスでカバーできずにマイナス成長となりました。

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また全店売上高も93.1%で、既存店・全店ともにマイナス成長となりました。

今期の既存店売上高の振り返り

では、同社のここまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか(同社は3月決算)。

前期の既存店売上高は、対前年同月比でプラス成長月9カ月、マイナス成長月3カ月であり、概ね堅調な推移を見せました。しかし新型コロナウイルス問題が生じた3月以降は、3月84.7%・4月54.7%・5月63.2%・6月83.6%・7月85.5%・8月88.4%とマイナス成長が続いています。4月を底に8月まで着実な回復基調にありますが、プラス成長には至っていません。

全店売上高については、前期は3月を除き全ての月でプラス成長が継続。3月以降は既存店と同様に4月(47.6%)を底に回復を見せていますが、7月91.6%・8月93.1%と2カ月続けて対前年同月比90%台を維持しています。

過去1年の株価動向

最後に同社の株価動向を見ていきましょう。

同社株価は昨年11月に1,585円の高値を付けた後に反落。2020年に入っても下落は止まらず、2月後半からの株式市場全体の下落もあり、4月には安値893円に到達しました。その後は上昇が続いており、現在は1,300~1,400円台で取引されています。

新型コロナウイルス問題の影響は残っていますが、既存店・全店ともに4月をボトムに売上高は回復傾向にあります。今後、どのタイミングでプラス成長を回復することができるのかが注目されます。

トリドールホールディングスの過去1年の株価推移

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参考資料:月次売上高レポート

LIMO編集部

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LIMO編集部

LIMO編集部は、個人投資家向け金融経済メディアであるLongine(ロンジン)の執筆者である国内外大手証券会社で証券アナリストや運用会社のファンドマネージャーとして長年の調査や運用経験を持つメンバーやビジネス系インターネットメディアでの運営経験者等を中心に立ち上げ。その後Longineのサービスは2020年3月に終了となったが、Longine編集部のメンバーは引き続きLIMO編集部のメンバーとして在籍し、お金のプロとしてコンテンツ編集や情報を発信しています。LIMO編集部は、証券・金融業務メンバーに業界紙出身の新聞記者などもメンバーに加え、国内のみならずグローバルの視点から、金融・経済ニュースや投資に関する知識・アイデア、ビジネスパーソンの役に立つ情報をわかりやすくお届けします。