ライフスタイルに合わせて、固定電話や食器類 

さらにTさん夫妻が手放したのは「固定電話」です。これまで当たり前のように家にあった固定電話ですが、子どもが中学生・高校生となった今、全員が携帯電話やスマホを持つようになったので使うタイミングがほとんどなく、思い切って手放すことにしたそうです。今は学校からの連絡もメールが主流のため、連絡網などもないといいます。固定電話がなくて困るシーンは一切ないとのことでした。

むしろ、これまであったセールの電話を取らなくて済むようになったので助かっているそうです。このように当たり前のようにあるものも、思い切って手放してみると思わぬ固定費の節約になるなど、良いことがたくさんあります。

また、Tさん夫妻は家にあった大量の「食器類」もこの機に思い切って手放しました。中学生・高校生の子どもたちは毎日部活や塾などで帰る時間も遅く、家族そろって食事をする機会がぐっと減ったそうで、これまで必要だった大量の食器の出番がなくなったのがその理由。

片付け始めてみると、頂き物で使っていなかった食器や大量のマグカップ、使い勝手の悪い大きさの食器など、思いのほか不要な食器がたくさんあることに気づき、パンパンだった食器棚も2/3ほどになったそうです。