くら寿司、既存店売上高のマイナス成長が続く(2020年8月)

注目小売店月次実績シリーズ

写真はイメージです

シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回は回転寿司チェーン店「くら寿司」を運営するくら寿司(2695)の、2020年8月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。

直近の月次実績

2020年9月2日に更新された、くら寿司の2020年8月既存店売上高は、対前年同月比94.6%。内訳としては客数84.5%、客単価112.0%であり、客数のマイナスを客単価のプラスでカバーできずマイナス成長となりました。

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一方で全店売上高は100.6%とプラス成長。既存店と全店で明暗分かれる形となっています。

今期の既存店売上高の振り返り

では、同社のここまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか(同社は10月決算)。

既存店売上高は今期10カ月を経過し、プラス成長3カ月・マイナス成長7カ月となりました。新型コロナウイルス問題の影響下、対前年同月比で3月84.5%、4月51.9%、5月80.0%、6月97.4%、7月92.3%、8月94.6%と推移しており、6月以降はプラス成長まであと一歩の状態で足踏みしています。

一方で全店売上高は2月まで4カ月プラス成長が継続の後、3月89.7%、4月54.7%、5月84.5%、6月102.1%、7月98.0%、8月100.6%となりました。6月のプラス成長回復後、7月はマイナス成長に転じたものの、8月は再びプラス成長に戻りました。

過去1年の株価動向

最後に同社の株価動向を見ていきましょう。

同社の株価は2020年1月に高値5,880円を付けた後は反落。2月からの株式市場全体の下落もあり、4月に安値3,145円を付けました。その後の反発により5月後半に5,300円台まで上昇したものの、若干下落して現在は4,800円台で取引されています。

全店は6月に続き8月もプラス成長を回復しましたが、既存店は3月以降マイナス成長が継続中です。対前年同月比90%台で足踏みしている既存店売上高がいつプラス成長になるのか注目されます。

くら寿司の過去1年の株価推移

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参考資料: 月別推移

LIMO編集部

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LIMO編集部

LIMO編集部は、個人投資家向け金融経済メディアであるLongine(ロンジン)の執筆者である国内外大手証券会社で証券アナリストや運用会社のファンドマネージャーとして長年の調査や運用経験を持つメンバーやビジネス系インターネットメディアでの運営経験者等を中心に立ち上げ。その後Longineのサービスは2020年3月に終了となったが、Longine編集部のメンバーは引き続きLIMO編集部のメンバーとして在籍し、お金のプロとしてコンテンツ編集や情報を発信しています。LIMO編集部は、証券・金融業務メンバーに業界紙出身の新聞記者などもメンバーに加え、国内のみならずグローバルの視点から、金融・経済ニュースや投資に関する知識・アイデア、ビジネスパーソンの役に立つ情報をわかりやすくお届けします。