パートの主婦が「106万円の壁」を超えたらどうなる? 知っておきたい3つのポイント

子供が幼稚園や保育園、または小学校に行き始めたタイミングでパート勤務を始める人は多いのではないでしょうか。筆者の周りでも、ほとんどのお母さんがパートで働いています。

厚生労働省が発表した「毎月勤労統計調査(令和元年分)」によると、パート収入の全国平均月収額は99,765円で、年収に換算すると約120万円。夫の社会保険の扶養を外れる130万円という年収の壁を意識した結果になっています。

「130万円の壁」だけでなく「106万円の壁」もある

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年収130万円は、すべての人が社会保険の扶養から外れる収入の壁です。ところが、平成28年10月以降は被用者保険(厚生年金や健康保険)の加入対象者が拡大されたため、月収8.8万円以上(年収換算で106万円)など、以下の条件に当たる人も、扶養から外れて社会保険の加入が義務づけられています。

適用対象者の条件

  • 勤務先の従業員数(パートタイム除く)が500人超
  • 週所定労働時間が20時間以上
  • 月額賃金が8.8万円以上
  • 勤務期間が1年以上(見込みも含む)
  • 学生ではない

また、令和2年5月には「年金制度改正法」が成立し、加入対象者がさらに拡大されることになりました。

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1級ファイナンシャルプランニング技能士。大手証券会社で約17年勤務。個人と法人向けに金融商品の販売に従事。
現在は家業を手伝う傍ら、毎日の生活の中にあるお金をテーマに執筆活動中。
難しくて敬遠しがちな金融のしくみについて、わかりやすく説明。プライベートでは2児の母として、奮闘する毎日。