4.好意の返報性

4つ目の「好意の返報性」とは、人から「好き」と言われたり、何かをしてもらったりすると、同じように好意や行動を返したくなる法則のことです。

仕事の場面では、相手に対して「好き」と言うことは少ないかもしれません。しかし、相手の提案や考え方、仕事への姿勢、関わる商品やサービスに対して評価をしたり、ポジティブな感想を伝えたりすることはとても有効です。

あるいは、典型的ではありますが、職場や取引先へのお土産・手土産もコミュニケーションの潤滑油になってくれます。

基本的に、人は他人から好かれたいと考えるものです。だからこそ、まずは自分から相手を好きになることが大切と言えるでしょう。

ただし第一印象が悪い場合や、最低限の関係性ができていなければ全くの逆効果です。その点にはくれぐれも注意してください。