今後転売される危険がある製品の特長とは
本当にマスクが手に入らなかった時期は、「とりあえずマスクなら」という感覚で高額転売がされていましたし、それを買う人もいました。そしてマスクの高額転売が社会的にも問題視されて、結果転売禁止が決まってしまったわけですが、今後懸念されるのは「質のいいマスクの転売」です。
マスクの供給が足りている感覚はありますが、それは海外で作られたものが多いように筆者は感じています。実際にネットで見ると、日本製のマスクよりも海外で作られたマスクの方がたくさん売られています。海外の製品でも品質には問題ないと証明書が掲載されていたりしますが、なんとなく抵抗がある人も少なくないでしょう。
一方でマスクが不足する中では、例えばシャープがマスクの生産販売を始めましたが、いまだに抽選でしか買えない状況が続いています(※2)。
最近ではネピアも同じですね(※3)。
抽選が行われているので、それだけ人気があり信頼されているマスクなのだと思います。こういったなかなか手に入らない、日本人からとても信頼されているメーカーのマスクが、今後は転売の標的になってくるのではないかと筆者は考えています。