波平さんは、「山川商事」の事務職系サラリーマン。エリート並みの給料をもらっているようで、その年収は1,000万円超(原作に出てくる収入を現在の相場に換算した場合)という説もあるほどです。一方のマスオさんは、アニメでは28歳の設定。職業は、サラリーマン(海山商事営業課の係長)で、その役職からの推定年収は500万円台半ばと言われています。

二世帯合計で見れば軽く1,500万円を超える計算に。フネさんとサザエさんが家事・育児に専念できるのも、納得です。

平均的な核家族「クレヨンしんちゃん」

次にご紹介するのは、子どもからも大人からも人気のある「クレヨンしんちゃん」。お下品なネタを交えつつも、映画では必ず大人の涙を誘う大人気のアニメです。野原家は、ひろし・みさえ・しんのすけ・ひまわり・シロの、4人+1匹の家族。

サザエさん一家と同じく、みさえは専業主婦でひろしが会社勤務というパターンです。野原家の自宅があるのは、埼玉県春日部市双葉町。しんちゃんが小さいころに中古で購入した3LDK・駐車場・庭つきの一軒家に住んでいます。

双葉町は架空の地名なので、最寄駅とされる春日部駅やイトーヨーカドー春日部店(作中に登場する「サトーココノカドー」のモデル)がある春日部市中央を所在地と仮定し住宅情報サイトなどで相場を調べてみると、築10年の一軒家の相場は2,800万〜3,400万円ほど。アニメの中でひろしがしきりに「家のローンが…!」という言葉を口にしているので、ローンを組んで購入したことがわかります。