4.過度な食材ストック
小まめに買い出しに行かないように、食材をストックしているというおうちもあると思います。しかし、食材を多めに買ってストックしていると、使いきれなかったときに廃棄となってしまうこともあり、節約にはつながらない場合もあります。
そのため、買い物をするときは1週間分など、期限を決めておくことが重要です。たくさん買っておくと安心という気持ちもありますが、きちんと購入量を決めて過度な食材ストックを控えることも節約につながります。
節約を始めたばかりで難しいという場合は、どれぐらい食材をストックしているかメモをして分かりやすくしておくのもいいですね。
5.手作りにこだわりすぎ
食費を節約するのであれば、外食をしたり既製品を買ったりするよりも、手作りの方が安く済むことが多いです。しかし注意しなければいけないのが、節約になる料理とならない料理があるということです。
一見手作りの方が安く済むように思えても、材料費だけではなくガス代や電気代などを考えると結果的には既製品の方が安く済み、手作りよりも節約につながるという場合もあります。
節約のためにすべて手作りにしようと頑張っていても、時間がかかったり負担になったりしてしまうことも。手作りにこだわった節約アイデアも有効ではありますが、既製品も取り入れて上手に節約できるようこだわりすぎないことも大切です。
また、料理には一汁三菜という基本の型がありますが、すべてを手作りするのではなく、作った方が安く済むものであれば作る、総合的に考えて買った方が安く済むものであれば買う、という方法にするのもいいですね。
食費節約アイデアの効果は、やり方次第
気をつけたい食費節約アイデアをご紹介しました。食費節約アイデアはいろいろありますが、その中でもあまり効果がなかったり効果を意識しすぎて心の負担となってしまったりするものがあります。
節約アイデアの中にも向き不向きがあるため、どの食費節約アイデアがいいのか試し、自分にあったものを実践するのが一番です。
今の食費節約アイデアが本当に効果があるのか、ストレスになっていないかを見直し、効果が期待できるアイデアを継続してみるのがいいですね。
田中 みや