節約方法その4~保険の見直し~

子育てされていた50代の方は、お子様が大きくなられて自立されているというご家庭も少なくないでしょう。

そのときに確認したいのが保険です。

お子様が小さいうちにはご両親に何かあったときの保障はしっかりと確保しておくべきですが、お子様が自立されたあとは最低限の保障がある保険に乗り換えたり、見直したりしたいものです。

保険料といっても家計の中では大きめの支出となりますので、見直して浮いたお金は少なくないはずです。

節約と同時にやっておきたい資産運用

ここまで4つの節約方法をご紹介いたしました。

50代は老後目前となりますが、老後に向けて貯蓄がしやすくなる唯一の年代でもあります。

総務省の2020年7月に発表された「家計調査(貯蓄・負債編)調査結果世帯主の年齢階級別貯蓄及び負債の1世帯当たり現在高 二人以上世帯のうち勤労者世帯」によると、はたらく世代の中で唯一貯蓄額が負債額を上回っているのが50代なのです。

節約に取り組んで、貯蓄していくとともに、投資信託や株式のような資産運用にも取り組んでいただくことをおすすめします。もし資産運用を50代で初めて取り組むという方は、老後を迎えた途端にやめてしまうと運用期間が短くなり思ったほど大きくなっていないという可能性もあります。

老後をいくつまでと捉えるかは個人差があると思いますが、老後も資産運用を続けて必要な分だけを取り崩していくことが出来れば、効率的に老後資金を確保できることにつながります。