支出を減らして貯蓄をするために
「貯蓄ができない」「生活に余裕がない」と思っているなら、支出をカットする必要があるでしょう。むやみに節約をしても長続きしないため、メリハリをつけることが大切です。
「どんな支出なら減らせるのか」「何にお金を使うのか」は、その人の考え方や価値観によって変わってきます。たとえば、支出に占める割合が高い食費を減らせば、大きな節約ができるかもしれません。とはいえ、おいしい食事をするために仕事をがんばっている人もいるでしょう。ゆずれないと思うものにはお金をかけ、それほどでもないものは思い切ってカットすることがポイントです。
一方、食費を節約したい場合は、安い食材をまとめ買いして冷凍したり、作りおきやアレンジレシピを活用したり、と楽しみながら無理なく継続できることを探しましょう。
現金派の人なら、財布に大金を入れないようにすると使いすぎを防げます。また、「シェアやレンタルを賢く利用する」「ポイントの還元率を意識した、『ポイ活』をはじめる」など、新しいサービスを賢く取り入れることも効果的です。
口座を貯蓄用と生活費用に分けることも重要なポイントです。毎月の給与が入ったら、まずは貯蓄用口座に貯蓄分を入金してしまいましょう。残ったお金で生活できれば確実に貯蓄ができます。