みなさんは、今年のお盆休みをどのように過ごしましたか?

夏真っ盛り、例年ならワクワクするイベントが盛りだくさんの時期なのに…。今年は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、いつもとは違う夏の過ごし方を求められたという人が多いはずです。

お盆の帰省を控えて、電話やオンラインで家族とコミュニケーションをとった人。楽しみにしていた旅行の計画が白紙になってしまった人・・・。

いまだコロナ禍から抜け出せないなか、みんなの夏休み事情はどのような影響を受けたのでしょうか。

約7割が「夏休みの計画に影響した」と回答

明治安田生命保険相互会社は、2020年7月に「夏に関するアンケート調査」を公開しています。なお、この調査は全国の20~50代の1120人(一部設問のみ20~70代の1680人)を対象に、インターネット上で実施したものです。

その査の結果、「新型コロナウイルスの感染拡大が今年の夏休みの計画に与える影響」に対して「影響がある」と回答した割合は70.2%、「影響はない」は29.8%となりました。その具体的な影響として、「予定が決められない」(48.3%)、「国内旅行の計画を中止する」(21.5%)、「海外旅行の計画を中止する」(21.2%)などが挙げられています。せっかくの夏休みですが、旅行を見合わせる人が多い様子がうかがえました。

そして、「今年の夏休みの過ごし方」として最も多く挙げられたのは、「自宅でゆっくり」(60.6%)という結果に。昨年の56.2%と比べると、自宅で過ごす人の割合はやや増加しています。次いで多く挙げられたのは、「未定」の15.5%(昨年のデータなし)となりました。

その一方、「帰省」と回答した人は8.5%と、昨年の14.6%を下回る結果に。旅行においては、国内旅行が13.4%から7.1%に、海外旅行は3.6%から0.5%にそれぞれ減少しています。