難読キラキラネームをつける親の気持ちとは

また、キラキラネームというとつけられた子どもに目がいきがちですが、名づけた親はどのような思いでつけているのでしょうか。

「我が子にはちょっと変わった読みの名前を付けましたが、『奇抜な名前で目立たせよう』とは一切考えていませんでした。重視したのは言葉の響きや意味のほうです」(30代・幼稚園児の父)

「漢字は、字からイメージを与えることができる特別なものだと思っています。名づけにはどうしても『絆』という文字を入れたかったので、読みは若干強引になってしまったかもしれません。子どもには『この漢字にはこういう意味を込めている』ということを伝えています」(40代・小学生の母)

「3人兄弟ですが、みんなジェンダーレスな名前です。本人がどんな将来を選ぶか分かりませんし、性別にとらわれない名前でありつつ、海外でも呼びやすい響きにこだわりました」(30代・小学生・幼稚園児の母)

どの親も、意味や響きにこだわりを持ち、しっかりと子どものことを考えている様子が伺えます。ときに珍しい名前に出会って驚いてしまう人もいるかもしれませんが、その由来を聞いてみるのもいいかもしれません。