その後も子どもの心に寄り添って
名づけは誕生の一瞬で終わるものではなく、子どもの一生についてまわるものです。多くの親は子どもの幸せを願い、さまざまなことを考えて名前をつけていることでしょう。
しかし、キラキラネームといわれることでまわりから厳しい目を向けられたり、子ども自身が悩みを抱えてしまったりすることもあるかもしれません。日頃から子どもに名前の由来を聞かせたり、親戚の理解を得ておいたりすることで、そうしたリスクを下げることもできるでしょう。
また、子どもが改名したいと考えたときも、しっかり向き合って子どもの気持ちを尊重してあげたいものですね。
【参照】
- 厚生労働省「令和元年(2019)人口動態統計月報年計(概数)の概況」
- 日本経済新聞「ベトナム、キラキラネーム禁止 背景に少子化とSNS」
- ベトナム総合情報サイトVIETJO (ベトジョー)「子どもの命名、長くて使いにくい名前は禁止。戸籍法の通達で」
古谷 梨子