「逆に、『わからないところがあります』と素直に聞いてくれたり、『さっき教えてもらったんですけど、これで合っているか不安です』と確認を求めてくれる新人は安心できるし、きちんと教えてあげようという気持ちになる」と話してくれました。
Aさんの言うように、知ったかぶりをしたり、知らないことをごまかしたりするのは自分のためにならないばかりか、ミスにつながって周囲に迷惑をかけることになりかねませんね。
地味な仕事でも前向きに取り組んでくれる
続いては、人材会社で法人営業職をしているBさんです。
「新人だと最初は地味な仕事が多い。先輩の代わりに入力作業をやったり、営業資料やレポートをまとめるような事務作業をしながら、少しずつ仕事の内容を知っていくものだから。でも、そういう地味な仕事を面倒くさがったり、『こんなことをやるために入社したんじゃない』という態度を取られると、どうしても煙たく感じてしまう」と言うBさん。
「そういうタイプって、地味な仕事からも学べることがたくさんあることに気付けていないし、そういう仕事で信頼を積み上げていかないと大きな仕事を任せてもらえないということに頭がまわらないんだと思う」と苦言を呈します。