働く世代の貯蓄はいくらか

ここまでは全世帯の世帯についてみてきましたけれども、 ここからは二人以上の世帯のうち勤労者世帯について見ていきましょう。勤労者世帯というのは「働く世代」と言っても良いかもしれません。

勤労者世帯の貯蓄現在高は2019年が1376万円となっています。また、貯蓄の年収に対する比率は187%となっています。

貯蓄保有世帯の中央値は801万円となっており、この数字は2018年と比べると3万円増加しています。

この中央値の中は「貯蓄ゼロ世帯」を除いた世帯となっており、貯蓄ゼロ世帯を含めた中央値は751万円となっております。貯蓄ゼロ世帯とはどのような世帯かと言うと、その名の通り貯蓄がない世帯となっています。貯蓄がない世帯もいるということは、念頭に置いておいても良いでしょう。