キャンプ用品一式を購入し帰省気分を味わう

帰省時には夫の実家近くにあるキャンプ場に親戚一同が集まり、1泊することが慣例となっていたS子さん一家。義父がアウトドア好きでキャンプ用品が十分揃っていることもあり、帰省すれば気軽にみんなとのキャンプを楽しめる環境が整っていました。

しかし、「3密」や大都市からの移動を避けるため、今年の夏は近隣に住んでいる夫の妹一家のみ実家に帰省することになったのです。

義理の家族といってもみな親切で穏やかに過ごせて、S子さんにとっても子どもたちの成長を感じたり近況報告をする楽しいイベントでした。S子さんの小学生と中学生の子どもたちは現状を理解しているため、この決定に文句を言いはしなかったものの相当がっかりしていたそうです。

思うように外出できない中で夏休みを感じるにはどうすれば良いか、S子さんは3人の子どもたちに「コロナ禍で好きなように外出はできないけれど何がしたい?」と聞いてみました。すると、3人とも「キャンプがしたい」と答えたといいます。

S子さんの家には手持ちのキャンプ用品は一切なく、新しく買うしかありません。実家に行けばアウトドアを楽しめるアイテムは揃っているものの、感染拡大の動向は読めず、安心して遊びに行ける状況ではありません。