冷静なユーザーも少なくない

フリマアプリにうがい薬が出品されていて、取り引きも行われています。これはマスクや消毒液のときと同じなのですが、ただ出品者に対して「これは違法です」「出品禁止物なので通報します」などコメントをするユーザーも少なくありません。

つまりフリマアプリが無法地帯になっているのではなく、ユーザー同士がしっかりと見張りをして、適切な商品を正しく売買しようという動きが出てきているのです。実はこの動きはホットケーキミックスの時もあったのですが、フリマユーザーのリテラシーが向上していることが分かります。

今の時点で基本は「新しい生活様式」の実践

うがい薬がCOVID-19に効果があるかどうかは、はっきりとしたことは今の時点では分からないのだろうなと、筆者は素人ながらに考えています。もちろん効果に期待したい気持ちはありますが、逆にうがい薬でうがいをしているから大丈夫と油断してしまうことの方が危険だと思います。

今の感染予防は「新しい生活様式」を取り入れる、手洗いをする、3密を避けるなど厚生労働省が発表していることをベースにしていくことが必要でしょう。健康上問題がない人がうがい薬を取り入れるのはいいのでしょうけれど、基本を守りながらの生活を心がけることは忘れてはいけない。そう思っています。

参考

(※1)「うがい薬効果「時期尚早」 コロナ対策で―厚労省」時事ドットコムニュース
(※2)「メルカリガイド」メルカリ
「PayPayフリマガイドライン細則」PayPayフリマ
(※3)「届出等が必要となる医療機器の販売事例(家庭用マッサージ器等)」東京都福祉保健局
(※4)「イソジン うがい薬」シオノギヘルスケア

川崎 さちえ