カレー「ココイチ」の壱番屋、既存店・全店売上高ともに対前年同月比マイナス成長が続く(2020年7月)

注目小売店月次実績シリーズ

シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回はカレーチェーン店「CoCo壱番屋」を運営する壱番屋(7630)の、2020年7月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。

直近の月次実績

2020年8月4日に更新された壱番屋の2020年7月既存店売上高は、対前年同月比89.3%。内訳は客数86.9%、客単価102.8%であり、客単価のプラスで客数のマイナスをカバーできずマイナス成長となりました。

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また全店売上高も89.3%で、既存店・全店ともに対前年同月比80%台のマイナス成長となりました。

今期の既存店売上高の振り返り

では、同社のここまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか(同社は2月決算)。

前期の既存店売上高は対前年同月比でプラス成長8カ月、マイナス成長4カ月となりました。今期は上期がプラス月とマイナス月が各3カ月となった後、下期は3月90.2%、4月74.0%、5月79.5%、6月85.1%、7月89.3%と推移し、5カ月間マイナス成長が継続中です。

また全店売上高は前期、今期いずれも既存店と同様の推移を見せています。

過去1年の株価動向

最後に同社の株価動向を見ていきましょう。

同社の株価は2018年12月の3,815円を安値に上昇し、2020年1月には6,130円の高値に到達しています。その後反落する中で2月からの株式市場全体の下落も重なり、3月には3,530円まで下落しました。そして反転し5月後半には5,500円を回復しましたが、現在は若干下落した5,000円前後で取引されています。

今期は新型コロナウイルス問題の影響を受け、既存店・全店ともに5カ月間マイナス成長が継続中ですが、7月の売上高は両者とも対前年同月比で89%まで回復しています。この調子で8月はプラス成長に戻せるのかが注目されます。

壱番屋の過去1年の株価推移

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参考資料:月次情報(2020年7月度)

LIMO編集部

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LIMO編集部は、個人投資家向け金融経済メディアであるLongine(ロンジン)の執筆者である国内外大手証券会社で証券アナリストや運用会社のファンドマネージャーとして長年の調査や運用経験を持つメンバーやビジネス系インターネットメディアでの運営経験者等を中心に立ち上げ。その後Longineのサービスは2020年3月に終了となったが、Longine編集部のメンバーは引き続きLIMO編集部のメンバーとして在籍し、お金のプロとしてコンテンツ編集や情報を発信しています。LIMO編集部は、証券・金融業務メンバーに業界紙出身の新聞記者などもメンバーに加え、国内のみならずグローバルの視点から、金融・経済ニュースや投資に関する知識・アイデア、ビジネスパーソンの役に立つ情報をわかりやすくお届けします。