漫画家の祭さんは、小明神さんとおみくじちゃんというチンチラの夫婦、そしてデグーの棟梁ちゃんと一緒に生活しています。

不正咬合の手術がきっかけで見つかった胸部の謎の空間。先生の提案により、小明神さんは、心臓までの距離が1cmぐらいしかない場所に麻酔なしで針を刺し、中身を取り出すという検査を受けることになりました。喫茶店で検査が終わるのを待つこと3時間、祭さんのもとに、先生から検査が無事終了したという連絡が入ります。すぐさま病院へと向かう祭さん。

先生の話によると、病名は『胸腔膿瘍(きょうくうのうよう)』。しかし、チンチラのように小さな生物の場合、抗生物質を使って菌の増殖を抑えるしかなく、完治はしないとも…。

「こんなに元気なのに、完治はしない?」