「人前で叱ること」の知られざるリスク

日本の常識は、世界の非常識ということの1つに「人前で叱る」というものがあります。

実際、日本では人前で叱るケースがよくあります。オフィスでも上司が部下を叱ったり、公衆の面前で怒っている人を見ることがあるのです。筆者は会社員時代、上司から激しく怒鳴られたことがあります。その後、「悪かったな。あれはお前というより、内心では周囲に檄を飛ばしたくてそうした」といわれ、とても理不尽に感じたものです。

日本は「安全に怒ることができる国」なのかもしれません。しかし、アメリカ、東南アジアなどの海外でコレをやると文字通り命取りになるのです。アメリカではビジネスキャリアが終わりますし、フィリピンなどでは恨みを買って現地の人に殺害される事件も起きています。

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「人前で叱る」という日本独自のガラパゴス文化は、グローバルの拡大とともにそろそろ終焉を迎えるべきだと感じます。

アメリカ社会で「人前で怒ること」の意味

日本のオフィスでは「バカヤロウ!こんなこともわからないのか!?」と周囲の目があるのに怒鳴ることは、それほど大問題になることは少ないでしょう。もっとひどいケースでは、怒りを戦略的に活用する場合もあるのです。

取引先に上司と部下が謝罪に赴き、「お前のせいで大事な取引先に迷惑をかけた!」と部下に激怒してみせ、取引先は「まあまあ。その辺で…」と慌てて取り繕うことで、相手から許しを請うという会社もあるようです。

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黒坂 岳央(起業家/投資家/ジャーナリスト)

シカゴの大学へ留学し会計学専攻。大学卒業後、東京で会社員を経て独立。
フルーツギフトのビジネスに乗り出し「肥後庵」を代表。
ビジネスジャーナリスト、作家、講演家。投資家でもあり、株式・国内外の不動産・FX・仮想通貨などに幅広く投資。
資産数十億円超のビリオネアとの投資やビジネス経験を活かして、『年収1億円超の起業家・投資家・自由業そしてサラリーマンが大切にしている習慣 “億超えマインド"で人生は劇的に変わる!』を著書に持つ。
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