新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、人々の働き方にも大きな影響を与えました。その結果、テレワークを導入する企業が増加。上司と別々の空間にいるため、のびのびと働ける…と思いきや、さまざまなテレワークハラスメントを受けている人もいるようです。そこで今回は、「残念な上司」に悩む4人に話を伺いました。

Zoomで常に監視する上司

「ついに、わが社でもテレワークが導入されることに。ところが、上司から『Zoomを常に接続しておくこと』というルールが提示されました。思わず『勤務時間中はずっと…ということですか?』と聞き返したところ、『そうすれば、仕事をしているか確認できるだろ?』という答えが。たしかにそうですが、そんなに部下を信用していないのかと落胆しました。

いざテレワークが始まってみると、『常に監視されている』という感覚で落ち着きません。トイレに行くときも、ちょっと水分補給をするときも、なんだか見張られているような気分に。生活音や家族の映り込みも気になるし、上司のやり方には疑問を感じます」