「1億円」老後に必要でも、普通のサラリーマンなら大丈夫!?

自営業者は自分で老後に備える必要

自営業者は、サラリーマンに比べて公的年金が見劣りします。夫婦2人の合計で最大でも月額13万円程度しか受け取れません。しかも、退職金もありませんから、老後資金は自分でしっかり確保する必要があります。

しかし一方で、自営業者には定年がありませんから、何歳になっても元気な間は働いて収入を得ることが可能です。最近の高齢者は元気ですから、70歳を過ぎても元気に働いている自営業者も大勢います。

自営業者にとっての老後を「仕事をやめてから死ぬまで」と考えれば、どんなに長生きしても長く働けば良いのですから、健康に留意して長く働きましょう。

ただ、いつまで働けるかわからないので、若い時から貯蓄に励む必要性はサラリーマンより高いでしょう。その意味では、iDeCoの掛け金の限度額がサラリーマンより多くなっている等々、自営業者が優遇されている面もありますので、そうした制度はしっかり利用したいものです。

本稿は以上です。今回は老後資金の大枠だけでしたが、細部については折を見てLIMOに寄稿して行きたいと考えていますので、よろしくお願いいたします。

なお、本稿は筆者の個人的な見解であり、筆者の属する組織その他の見解ではありません。また、厳密さより理解の容易さを優先しているため、細部が事実と異なる場合があります。ご了承ください。

<<筆者のこれまでの記事はこちらから>>

塚崎 公義

参考記事

ニュースレター

メールアドレスをご登録いただくと、毎朝LIMOの更新情報をお届けいたします。
塚崎 公義

1981年 東京大学法学部卒業、日本興業銀行(現みずほ銀行)入行
おもに経済調査関連業務に従事した後、2005年に退職し、久留米大学へ。
現在は久留米大学商学部教授であるが、当サイトへの寄稿は勤務先と関係なく個人として行なっているため、現職は経済評論家と表記したものである。
(近著)
なんだ、そうなのか! 経済入門
老後破産しないためのお金の教科書
経済暴論: 誰も言わなかった「社会とマネー」の奇怪な正体
一番わかりやすい日本経済入門
日本経済が黄金期に入ったこれだけの理由
(雑誌寄稿等)
Facebook、NewsPicks、アメブロ等にて適宜ご紹介