厚生労働省が2019年12月に発表した「令和元年(2019)人口動態統計の年間推計」において、日本人の国内出生率は86万4千人となり、初めて90万人を下回る結果となりました。前年比で5.92%減という急激な落ち込みに少子化問題の深刻さが懸念されています。
結婚して子どもを持つことが当たり前の選択肢とはいえなくなった現代において、ここ数年「子連れ様」というワードを耳にする機会が増えました。「子どもを連れているのだから優遇されて当然」という考えがすけて見えるような、過剰な配慮を周囲に求める親。さすがに見逃すことができない子連れ様が引き起こしたトラブル事例に注目しました。