最強の選択をするかは人それぞれ
Kさんと友人はそれぞれ「結婚するかしないか」という選択をそれぞれ行いました。しかし、中には自らの希望と関係なく「奨学金を申請しないでも暮らせる人・暮らせない人」「一軒家を建てるにしても親が土地をくれたり、建設費用を出してくれる人」など年収とは別の部分の収支で、消費支出が増えたり減ったりします。
そういったラッキーともいえる環境を生かしながら年収とは切り離したところで貯蓄をしたり優雅な生活を送る人を見ると、隣の芝生の青さが眩しくなるというKさん。とはいえ「お金とは別のところで家族の健康だったり、成長を楽しむという喜びに出会えたことが金額で表せないとも思う」とのこと。Kさんのお話は、自分にとって「最強」の選択は何か改めて考えるきっかけとなりました。
【参考】
金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和元年)」
内閣府「子どものいる世帯の年齢層別消費支出」
佐渡 六花