日々節約することばかり気にしていると、結果、毎日の幸福度がグンと下がってしまい、なんとも味気ない人生を送ることになってしまいます。最悪の場合、ほんとうに必要なときにお金を使うことにすら拒絶反応が出てしまうことも。そこまで行ってしまうと、まさに本末転倒です。
これから節約しよう、と思っている方は「何のために節約するのか」「そのために、今の支出から“無理なく”削れるものはどれか?」をしっかりと見直すようにしてくださいね。
まとめ
なんとなく「節約する=我慢すること」という認識を持っている人も多いようですが、本来節約とは「無駄を省くこと」なのです。
無駄づかいをせず、今本当に必要な物だけを購入し「あぁ、自分は良いお金の使い方ができているな」と幸福感に浸れることこそ節約の醍醐味。例えば、外食だってすべてが「無駄」というわけではありません。友人との外食も有意義で楽しい時間を過ごせたなら、それはれっきとした良いお金の使い方。
節約することで自分も周りも窮屈な思いをしないよう、緩急の付けどころはしっかり見極めておきましょう。
大中 千景