「イヤイヤ」は、いつ・どこで発動するの?

2歳から3歳頃は、自我が芽生え始める、“第一次反抗期“。いわゆる「イヤイヤ期」とよばれる時期ですよね。子どもたちは、思い通りにならないことに対して、泣いたり怒ったりという方法で自分の欲求を周囲へぶつけてくるのです。

イヤイヤはいつ頃出現するの?

では、ちょっと古いデータにはなりますが、2018年1月に博報堂広報室が発表した『イヤイヤ実態調査第一弾(※1)』から、「イヤイヤ出現率調査」の結果をのぞいてみましょう。

博報堂広報室のデータをもとに編集部作成

上記は、0 歳児から5歳児のいる母親・父親に「自分の子が現在イヤイヤ期だと思うか」を聞いた結果を、月齢別にグラフにまとめたものです。これを見ると、約半数のお子さんが1歳半でイヤイヤ期に突入、2歳半がイヤイヤ期のピーク。そして徐々に減っていきますが、5歳でも、4人に1人はイヤイヤ期であると認識されていることがわかります。
 

ここは困る!「イヤイヤ発動場所あるある」

では、イヤイヤが実際に起きてしまう場所ってどこなのでしょう?引き続き調査結果をみていきます。

博報堂広報室のデータをもとに編集部作成(それぞれのトップ5のみを抜粋)

どこで起こるかわからないお子さんのイヤイヤ。実際に発動する場所として多いのは、「リビング」「食卓」「お風呂」など家の中が多いようですね。

一方、イヤイヤを発動されて親が困ってしまうのは「お店(物販店)」「お店(飲食店)」など、家の外であることがわかります。家の中ならば、「泣いても叫ばれても、おさまるのをじっと待つ」という方法がとれるのに対し、外だと周囲の目や、お店への迷惑が気になってしまうということのようです。