そして、2月中旬の民放テレビ番組で、たまたま納豆による免疫力アップの効能を特集した後、新型コロナの感染拡大が加速しました。その過程において、いつの間にか「納豆はコロナに効く」という不確実な情報が生成され、SNSで拡散したと見られます。

なお、「納豆がコロナに効く」という情報は、全国納豆協同組合連合会によって明確に否定されています。その後はパニック的な買い漁りも見られなくなり、現在はほぼ通常の流通体制に戻っているようです。

結局、「納豆がコロナに効く」はガセ情報でしたが、国立がん研究センターの発表にある通り、納豆が有数の健康食品であることは紛れもない事実でしょう。そこで、1981年に制定された「納豆の日」である7月10日を前に、納豆がもたらす健康効果について改めて見てみましょう。

納豆は健康栄養要素が豊富な発酵食品

さて、ご存知の方も多いとは思いますが、納豆という食品について簡単に説明しましょう。納豆は、大豆を納豆菌で細菌発酵させた発酵食品です。私たちの身の回りには数多くの発酵食品がありますが、その中でも代表的な1つと言えます。

納豆の特徴は、何と言ってもその栄養面と健康効果です。納豆の主な栄養要素としては以下のようなものが分かっており、健康食品と呼ばれるに十分値します。何だか、納豆さえ食べていれば一生健康で過ごせるのではないかとさえ思えるほどです。